パピー犬が蜂に刺された!?飼い主はどうすればよい?対処法は?
パピー犬の大和が蜂に刺されました
こんばんは、まだ人生で1度も蜂に刺されたことのない飼い主です。
同じく小虎も刺されたことがありませんので、できればそのまま刺されずに過ごせたらと思うのですが…
なんと、まだパピーである実家の黒柴大和は、先日刺されてしまったようで(@_@)
母曰く…
庭から今まで聞いことのないような大和の鳴き声が聞こえてきて「ナニゴトか!」と思い抱き上げると、再びの痛そうな声だったようで。
もしかして足を痛めたのかもしれない…と、すぐ病院に連れて行くと…
診察台に乗ったときには、予想外の口元が見事に腫れ上がった状態だったのだと(ヽ´ω`)
蜂に刺された大和はどうなった?
腫れ上がっている患部を診てもらっても、針は残っていなかったそうで。
また、特に目立った傷跡もなかったそうで。
先生曰く『おそらく』蜂に刺されたのだろう、と。
そして、地蜂なのではないか、と。
とりあえず、大和の容態はそこまで悪いものではないということでしたが…
口の腫れが呼吸器官にまで及んで、呼吸できなくなると危ないというお話だったので…
何かあったらすぐに病院で処置してもらえるよう、数時間病院で預かってもらうことに。
で、結果、何も起きることもなく無事にお家へ帰還できた大和だったのでした(*^^*)
どうして蜂に刺されるのか?
やんちゃなわんこほど、飼い主の意志に反し、動く虫に興味を持つもので。
蜂を食べようとしたり追いかけたりすることで、蜂に反撃されて刺される…といったことが多いようです。
大和の場合は、普段カミキリ虫等も咥えてブンブンしていたという話も聞くので…
おそらく、返り討ちにあったのでしょう(^_^;)
じゃぁ、大人しい子であれば刺されないかと言われれば、そういうわけでもなさそうで。
例えば、草木に鼻を突っ込んだ先に蜂がいて、刺されるとか…
草むらを歩いていたら運悪く蜂を刺激して刺されたとか…
実際、ドッグランでよく遊んでもらうお友達も足を蜂に刺されてしまったそうで(/_;)
外を歩く限り、どんな子であっても蜂に刺される危険はあるということですね。
蜂に刺されると何が危ないのか?
飼い主はあまり分かっていなかったのですが…
通常、蜂の毒による炎症が死に直結するということではなく…
よく聞くアナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)によって出る呼吸困難などの症状で容態が危なくなるのだとか。
具体的な症状は…
- 全身の脱力
- 呼吸困難
- 粘膜蒼白
- 嘔吐
- 広範囲の腫れ
だそうです。
刺された時の対処はミツバチとスズメバチでは違うらしい
蜂に刺された際にはすみやかに病院に連れて行くのが1番であることは間違いないはずです。
でも、いつもの病院がお休みだったり、すぐに向かえなかったり…
迅速に対処できないこともあるかと思います。
そんな時のため、愛犬のために飼い主ができることが少しでもあるのなら、知っておきたいものですが…
そもそも、同じ蜂でもミツバチとスズメバチでは刺された後と対処法がちょこっと違うらしいのです。
ミツバチの針は毒を注入し続ける
まずはミツバチ。
ミツバチは毒性はあるものの、スズメバチよりは弱い毒性。
そして、一回刺すと針付近ごと切り離されてそのまま命を落とすという。
で、問題なのは残された針の方で…
実は、針には毒嚢(どくのう)という毒液が入った袋があって、針自体がその袋を収縮させる筋組織になっているらしく。
そのため、針を残したままだと毒液が注入され続けるという、とんでもなくご迷惑なものを置いていくミツバチ( ;∀;)
ということで、針が残っているのを発見した場合には…
クレジットカードなどの硬い紙を45度の角度で皮膚に押し当て、皮膚を削ぐように針を押して除くように抜くのが良いそうです。
といっても、自分でその処置をするのは少々怖いので…
先生にすぐに連絡を取れるのなら、状況に応じて飼い主で処置すべきか相談した方が良さそうですね。
ただ、愛犬が感じる痛みはその注入される毒によるものなので…
愛犬の痛みを少しでも和らげるためにも、いざという時の知識として( ˘ω ˘ *)
ちなみに手で針を抜こうとすると、毒袋を破いて毒液が全て注入される可能性があるので控えた方が良いらしいです(@_@)
スズメバチの毒性は強い
人間でもスズメバチに刺されて死亡というニュースが毎年流れるように…
スズメバチはとても危険な蜂なわけで。
ミツバチよりも厄介なのが、刺すだけではなく毒霧を撒き散らすことによって、失明だったり、呼吸困難だったり…
加えて、針が残らない代わりに、毒液が続く限り何度も刺すことができるらしいので、仲間を呼ばれてはちゃめちゃに刺される可能性を考えると…
本当に恐ろしい限りです(ヽ´ω`)
そして、そもそもの毒性の強さにより引き起こしやすいアナフィラキシーショック。
実はこのショックによる主な死因は、毒から喉が腫れることによる窒息とショックだそうで。
なので、病院へ連れて行く最中に呼吸が止まってしまう場合も考えられるため、人工呼吸を知っておくと救命率が高くなるそうです。
ペットへの人工呼吸法は、①ペットの喉をまっすぐにして気道を確保②舌を引き出す③両手でペットの口を閉じる④ペットの鼻から、ペットの肺の大きさに応じた呼気を1秒掛けて、2回、ゆっくりと吹き込む―― です。この時に換気は十分に行ってください。
注意するのは、床に寝ているペットの首を立てた状態で人工呼吸を行わないこと。必ず、施術者が床面と平行になって人工呼吸を行って下さい。ペットの首を立てた状態にすると気道が狭まってしまい、十分な人工呼吸ができません。
ペットがスズメバチに刺されたらどうする?
実際にやるとなると、悪化しそうで怖いですが…
いざという時のために知っておいた方が良さそうな情報だなぁと。
ちなみに、スズメバチの毒素は水溶性なので、水に溶け出しやすいそう。
刺された場合は、水で傷口洗い流し、毒素を絞り出すと良いそうです。
人間も愛犬も気をつけたい蜂被害
そんな怖い蜂問題。
蜂が活発になる時期がちょうど7月から9月ということなので、この時期は最も気をつけたい時期です。
散歩道などに蜂の巣はないか等、常に気を配り、見つけたら速やかに立ち去るなどをして、愛犬と自分を守らねばです。
ちなみに…
今回黒柴大和が刺されたかもしれないという、地面に巣を作るという地蜂。
こちらはスズメバチ科らしいのですが、スズメバチほど毒性は高くないそうです。
それでも危険ではあるので、地蜂も注意しておきたいところです(ヽ´ω`)
うーん、蜂!
愛犬とのアウトドアは楽しいしとっても大切ですが、危険もいっぱいです。
愛犬を守るため、飼い主として色々と知識を蓄え準備をしておかねば。
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