愛犬を花粉症から守る5つの対策
アトピーは3歳以下での発症が多いらしい
わんこの3大アレルギーと呼ばれるものには以下の3つがあり…
- アトピー性皮膚炎
- 食物アレルギー
- ノミアレルギー
なかでも、環境中にあるアレルゲンが関与する「アトピー性皮膚炎」は最も多い症状、かつ3歳以下での発症が一般的なのだとか。
この症状は主にかゆみで、皮膚、目、耳など様々な箇所で起きる可能性があるもので…
最近、そろそろ1歳9ヶ月になる小虎を悩ませている両眼のかゆみ。
これはおそらく、アレルギー症状というやつなのでしょう。
そして、原因を特定はできていませんが、環境中のアレルゲンから来るアトピーの可能性はそこそこ高いのだろうなぁと。
犬も花粉症にかかる
環境中のアレルゲンといえば、思いつくのが花粉。
というのも、最近飼い主自身が花粉症で困っていまして(ヽ´ω`)
実際、昨年2022年の同じ頃の花粉の量と比べ、今年は格段に多いのだそう。
そもそも花粉症は、体内で敵とみなした花粉に対抗するために作られる抗体が、蓄積の許容量を超えた時から起こる症状。
このメカニズムはわんこも変わらないということなので…
いつかは、愛犬も花粉症に悩まされる可能性があるということなのです。
アトピー性皮膚炎にかかっていなかった子は、初期症状にまず悩まされ…
元々アトピー性皮膚炎もちだった子は、症状に拍車がかかり余計に辛くなってしまう…
いや、なるべくならそんなことは避けたい!
環境中に存在するアレルゲンはきっとたくさんあるけれども、飼い主として出来ることを1つ1つ頑張っていきたい!
ということで、今回は花粉症に焦点を当て、どうすれば愛犬を守れるのか調べ対策を練ってみましたʕ•̀ω•́ʔ✧
愛犬を花粉症から守る5つの対策
花粉ピーク時間の散歩を控える
環境省の花粉症環境保健マニュアルによれば、1日の中で花粉の飛散のピークは2回。
1度目はお昼前後、2度目は日没前後だそうです。
また、以下のような日は特に花粉が多い日となります。
- 晴れて気温が高い日
- 空気が乾燥して、風が強い日
- 雨上がりの翌日や気温の高い日が2,3日続いたあと
かといって、愛犬の散歩をサボるわけにはいきません。
せめて可能な限り、お昼前後の11時〜14時、夕方前後の17時〜19時あたりを避けることを意識すれば良いのかなぁと。
服を着る
散歩後、わんこの至る所に花粉はついています。
コチラの調査によれば、犬種にもよると思いますが、30分から1時間のあいだに沢山の花粉が付着するのだとか(^_^;)
毛の奥まで花粉が付着する可能性を考えると…
できるだけ覆って防いでおきたいものです。
ということで、できる限り愛犬を覆い守ることのできる長袖の服が良いのかなぁと。
おそらく最も良いのは、花粉のつきにくいレインコートのような素材でできた長袖服だと思います。
ただ、散歩もドッグランもなかなか動き回る小虎の場合、この暖かい季節に暑くなりすぎないよう通気性を優先したいので…
お腹冷え対策でも活躍した、オールシーズン可のジャージで乗り切ろうかと(^○^)
そして、飼い主の趣味で重ね着も忘れずに(*´ω`*)
ブラッシングで花粉を落とす
散歩後に服を着ていたとしても、覆うことのできていない部分はどうしてもあります。
たとえば、尻尾やプリケツとかですね(●´ω`●)
また、覆われている身体部分も多少は花粉がついてしまっていると思うので…
帰宅後はブラッシングすると安心でしょう(^^)
ですが、普通にブラッシングすると花粉が舞ってしまう可能性があります。
事前にウェットシート等で拭き取るのが良さそうですね(*^^*)
シャンプー等は定期的に
毎日ブラッシングすれば、おおまかな花粉を落とすことはできるかと思います。
ただ、完全に除去することは難しいため、定期的にシャンプーで綺麗にすることは大事です。
かといって毎日シャンプーをするのは逆効果。
実際に頻繁なシャンプーにより肌の免疫が下がり、アトピー発症の可能性が高くなるという報告もあるそうです。
柴犬の場合、肌がヨワヨワなため3,4週間に1度のシャンプーが良いと言われているので…
犬種ごとに適した頻度で、きちんとシャンプーをすることが大事なんですね( ˘ω ˘ *)
肌を乾燥させない
実は、花粉等の環境中にあるアレルゲンや食物アレルゲンも含め、皮膚からも侵入してくるのだそうです。
つまり、掻くことで皮膚が傷つき弱ってしまうと、余計に侵入を許してしまうわけで…
悪循環に陥らないためにも、なるべく掻かず、肌バリアを正常に保たなくてはいけません。
また、人間に関してですが、生後間もない頃から保湿剤を毎日使った場合に、アトピー性皮膚炎の発症率を低減できる可能性が示されているそうで。
まぁ、わんこの場合はまだ保湿による予防効果は不明だそうですが…
肌バリアを正常に保ちアレルゲンの侵入を阻む点から、保湿は重要な要素の1つな気がしています。
日頃から愛犬の身体をチェックし、掻きすぎて乾燥しているところはないか、もしあれば保湿や掻かないように対策を練ることが必要なのかなぁと( ˘ω ˘ *)
症状を慢性化させないよう出来る限りの対策を
アトピー性皮膚炎は発症したら、ずっと付き合っていかなくてはいけないもの。
そのため、いかに慢性化、重症化させないことが大事です。
薬の服用をずっと続けるのは飼い主的にも大変ですし、なにより愛犬の負担になってしまいます。
愛犬が幸せに暮らせるよう、出来る限り対策をしておかねばなぁと。
加えて、健康維持に大前提な衣食住の充実!
小虎の幸せのためなら、飼い主頑張れるっʕ•̀ω•́ʔ✧
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